前回の第四章③ビートキープ編、見ていただけましたでしょうか!
DJの最初の壁とも言える難関、ギターて言うFの壁的なやーつ。
なるべくわかりやすく…と思い、しっかり説明しているつもりです。だからか、情報量多めになってしまい、途中で切り上げた感。。
伝え足りないので、第四章もういっちょ書かせてください…!
(3部作っていっておきながらすみません。。)
まず最初にひとこと。
ここで諦めないで…!!
(真矢みき風に)
練習方法のコツや裏技も、ここで紹介するので!
ココさえ乗り越えれば楽しいアナログレコードDJライフが待っているから!!
前置き長くなっちゃいましたが、早速いってみよー!
機械音痴こそオススメ!アナログレコードDJのはじめかた
第四章:曲をつなぐ編 ④裏ワザ&コツ
ビートキープ 練習のコツ
まず、練習時にBPMを合わせやすい・繋ぎやすい曲でやってみることをおすすめします!
「そんなことわかってるよ…どんな曲なのか教えろや!」と思った方、以下のような曲はお持ちでしょうか?
練習しやすい曲を選ぼう!
- ビート強めの曲(4つ打ちハウスっぼい曲◯)
- 良く知ってる曲(間奏の長さや曲の構成を理解)
- イントロや間奏がある曲(4小節前後がベスト!)
JPOPやロックはビートが弱くわかりにくいので難しいです。。あと、曲をあんまり知らないと繋ぐイメージがしづらいので、おすすめしません!
4つ打ちハウスは練習しやすい曲ではあるんですが、"っポイ"といれたのは、完全ハウスの曲って1234の1がどこなのか、メロディがないイントロだとわからなくなるので、ハウスの要素入ったR&Bやhiphopのほうがおすすめです。
具体的にこの曲がおすすめと言いづらいのは、自分がよく知る曲がいいから。
イントロや間奏の長さや曲がわかっていないと、繋ごうとしたときに、アレ?もうはじまっちゃった!とか失敗しやすいのです。。
そして、繋ぎやすいのはイントロ4小節ぐらいの曲かなーと。(1234で1小節ね。)
長いとゆっくりつなげるからやりやすいと思いきや、少しのズレもだんだん大きくなって目立つのでめちゃくちゃピタピタにBPM合わせる必要があってむずくなるんです…。ただ、短いと焦るし、4小節がいい区切りになってタイミングつかみやすい気がします。
※重ねるタイミングは曲の小節感で伝えたいことまだあるのですが、中級者向けなのでまた別の機会に。。
あと!よく、「同じ曲2枚使ったらわかりやすいんじゃない?」という方もいますが、シラタマ的にはおすすめしません!どっちかどっちかわからなくなるから!笑
曲の目星がついたら、合わせるコツをお伝えします!
BMP合わせのコツ!
- ちゃんと1拍目で合わせる
- どっちかわからなくなったら歌う
- 聴き取りやすいボリュームに調節
まず、ちゃんと1234の1のタイミングで合わせて入れて聴かないと、どっちが早いのか遅いのかわからなくなりがちです。(片方が3拍目で、片方が4拍目とかだと頭バグる)
そして、だんだん合ってくると微妙な差であればあるほど、どっちが早いのか遅いのかわけわかんなくなるんですよ笑
そんなときはどっちかを歌ってみてください。
歌うことで2曲の比較がしやすくなり、早い遅いがわかりやすくなるはず!
(比較するとき脳内で2曲同時に再生できるようになると上級者です!)
また、基本的にはスピーカーの今かかってる方の音を聴きながら、ヘッドフォンで次つなぐ曲を聴いてあわせるのですが、どちらかが良く聴こえないと合わせづらいので、ミキサーのヘッドフォンのボリュームや、左右聴こえるバランスを調節したりして合わせやすいボリュームを見つけてください!
ミキサーによってツマミで調節したり、ボタンで両方の曲が聴こえるようになったり、やり方は異なるので自分のミキサーを確認してみてください!
(当たり前ですが、クラブによってミキサーが違うから機械音痴的には苦労するポイントでした…)
そして、シラタマも丁寧に確認するときは、2曲を同じ音量でヘッドフォンからきこえるようにして最終チェックしています。
ビートキープの裏ワザ レコードに触る!
手で触って調節できるのが、アナログレコードの良いところ!ちょっとズレたぐらいならチョチョイとなおせます!
BPMを合わせているとき
スピーカーで流れていない方のレコードなら、早かったら一瞬チョンと触って遅くして、遅かったら前に押すように早くして、調節できます!THEシンプル!
(遅くしてみてBPMが合ったら速度のツマミを下げる…ってやってます)
シラタマは、早くする方だと針がとびやすいから、主に遅くするためにチョンチョン触るほうが多いです。
また、頭出しのタイミングがズレたときも、手で触って調節できちゃう。
MIX始まってから少しのズレに気づいたらとき
スピーカーで流れていても触れます!
シラタマは真ん中にあるレコードを差し込む棒をつまんで、速度を少し遅くしたり速くしたりしてます。
人差し指と親指でギュッと持って遅くなり、それを進行方向にくるりと回すと速くなります!
(わかるかな〜文字で説明がムズイ…)
タンテの速度ツマミで調整するより、即変わるので、ミックスはじめたあともうスピーカーに流れちゃってるのにズレて「やべ!」ってなったときよくやります。笑
このやり方が1番バレない!笑
チョンチョン触る方は普通に曲が一瞬止まるのに対して、スピーカーで流れてる方でも自然に調節できちゃいます!
裏技といいつつどれも、ミキサーのボタンとか一切必要ない、レコードに触って速度を変えるだけのめちゃくちゃシンプルな方法。
アナログレコードってだから好きなのよー!
機械オンチこそ、アナログレコードDJをおすすめする理由がわかってもらえたら嬉しいです!
え?
CDJやPCDJだったらボタン1つでBPMが合わせられるって…?
そりゃそうだよ!!(なぜかキレ芸)
ムズイしめんどくさいのは重々承知の助なんだわ!!
ただ、CDJやPCDJでBPMはあっても入れるタイミングでズレたりしたときや、曲によってはきっかりBPMが合わないこともあるし、結局耳で聴くこと大事なんです。
そんで、直しやすさでいうとアナログレコードが直感的だし、自分の使い慣れたミキサーやタンテ以外でも同じやり方で対応できるのもいいところ!
トータル、機械オンチにはアナログレコードDJのほうがやりやすいと思うのであります!
次は、つなぎ方の中級者編をお届けしようと思います!
ではまた!