シラタマレコード 〜アナログレコードDJを増やしたいママDJによる練習方法&レコード紹介ブログ〜

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アナログレコードDJのはじめかた 〜第四章:曲の繋げ方編 ③ビートキープ〜【レコードDJの練習方法】

シラタマレコードブログ、唯一の連載企画!

機械音痴こそオススメ!アナログレコードDJのはじめかた

第四章の"曲をつなぐ編"は①〜③の3部作。

今回が締めくくりの③ビートキープです!

ちょいムズだけど、やればできる!練習あるのみ!

 

ヒウィゴー!

 

機械音痴こそオススメ!アナログレコードDJのはじめかた【レコードDJの練習方法】

第四章:曲をつなぐ編 ③ビートキープ

 

まず、ビートキープってなに?

ってところからお話ししますね!

 

ビートBPM を、一定にキープしてつなぐことです!

だいたいDJするときは、ほぼビートキープ!

DJはビートキープしてナンボだと思ってます!

※スクラッチDJや、レゲエDJ(セレクター)はスタイルが違うので、この限りではありません!

 

ビートキープをマスターすれば、DJとして立派にプレイできるわけで、超超超大切な技術なんです。

逆にビートキープさえできれば、なんとかなります!笑

実際シラタマはビートキープ止まりで、スクラッチとかできないんですが、、クラブやBARでDJしてましたし、自然に曲と曲が繋がり空気を作っていく、DJの醍醐味を楽しめます!

 

ビートキープでの曲のつなぎ方

まず最初に、曲と曲の速度=BPMをあわせてから、

次に、タイミングよくつないでいく、という流れでやっていくので、

2つのステップに分けて説明しますね!

 

BPMを合わせる

①スピーカーでながれている方(A)の曲を聴く

この時、横フェーダーはしっかりAの方にビタっといってるようにして、反対側のレコード(B)の縦フェーダーが下に下がっていることを確認してください!(それでないと、合わせる作業中の音が漏れ漏れに…!)

 

②反対側のレコード(B)をヘッドフォンだけで聴きながら、Aの曲の1拍目のタイミングに合わせでBを頭出し揃えて流す

1拍目とは、ズン・チ・ズンズン・チ、というリズムだった場合、最初のズンのタイミングのことです!1234・1234の1です!

 

③AにくらべてBは遅いか早いか判断する

耳でよく聴きましょう!BPMが近づけば近づくほど少し聴いただけではズレに気づかないので、ちゃんと長めに聴いても合うか確認してみてください。

 

④早かったらBPMを下げて、遅かったらBPMをあげて、もう一度①に戻りピッタリ合うまで繰り返す

タンテの横にある速度を上げたり下げたりするツマミで調節します。

Technicsのタンテだと、速度のツマミの0の横に丸いボタン(押すと緑に光るやつ)があるんですが、それがON(緑に光ってる)だと、ツマミをいくら変えても速度は0のままになるんでご注意を!

(機械音痴なんで、最初よくわかってなかった。。普通の人はきっとわかると思うけど念のため!;)

 

ここで速度があったら次はつなぎます!

 

曲をつなぐ

① スピーカーでながれている方(A)の曲のつなぎたいタイミングを決める

間奏、アウトロがベターですが、曲によってはサビの2フレーズ目からつないだりします。Aの間奏があるなし、Bのイントロの長さなどによってどう繋いだら自然か考えておきましょう!

っていきなり言われても、、って照れちゃうそこのアナタ!安心してください。次の章かその次の章あたりでおいおい説明します!(ざっくりしすぎて安心できない)

 

② ヘッドフォンだけでつなぎたい方の曲(B)を聴きながら曲の入り位置を頭出し

これは、曲の1番最初からつなぐのであれば単純に頭出しするだけとなります!ただ、曲の初めからつなぐとは限らず、①で決めた位置でスタンバッとく感じです。

※ココでBの低音(LOW)のツマミを下げておくとより自然に入れますが、一旦は忘れて、中級者編などでおいおい説明します!

 

③Aのつなぎたいタイミングで、Bの頭を揃えて流す。ピッタリ合って入れたら、Bの縦フェーダーを少し上げる

縦と横、どっちかのフェーダーだけでつなぐこともできるんですが、通常どちらも使ってつなぐことか多いので、ちょっと難しいかもですが、最初に慣れちゃいましょう!

つなぐ間が短い場合(4拍とか)は横フェーダーだけでつないでも大丈夫そうですが、シラタマはサササッとどちらもイジる場合が多いかなー。

 

④横フェーダーを真ん中に動かす。(するとBがスピーカーから重なって聴こえる)

ココで初めてMIXされます!

③で、動かした縦フェーダーのボリューム感で入るのですが、横フェーダーの位置で左右の音のバランスが変わるので、丁寧にゆっくりめに持っていってください!

 

⑤Bの縦フェーダーをだんだん上にあげて、Aの縦フェーダーをだんだん下に下げる。(するとBしか聴こえなくなる)

今度は、縦フェーダーで左右のバランスを変えます。AからBにゆっくり移り変わるように…。最初①で決めた繋げ方でミックスの終わり(Bに完全に移っているタイミング)を見計らって変えていきます。

ココが終わればほぼゴール!

 

⑥横フェーダーを真ん中からBの方に持ってくる。(完全にBの曲だけがスピーカーから流れている状態になる)

⑤ですでにAの曲はスピーカーで流れていない状態なので、もう安心してください!間違ってAがかからないようにBの方に横フェーダー全寄せすれば完了です!

DJで次に繋ぐ場合、また「BPMを合わせる」にもどります。



ふ〜、書いてても思ったけど、、

やること、めちゃくちゃ多くない!?

そうなんです。。

DJってひたすらこんなことしてるんです。

よくDJって何してるの?って言われがちなんですが、ただレコードをこすってチェケラッチョしてるわけではなく、じつはいろいろやってるのです。。

 

ちなみに、過去に紹介した①フェードイン・フェードアウト、②カットインも、曲の速度は変えずに繋げることもできますが、BPMをなるべく合わせてフェードインしたり、カットインするとさらに良い感じに繋げたりします!

とにかく、DJはビートキープは曲を繋ぐための大事なポイントでありますっっ!

(しつこ!)

 

ちょっと長くなってしまったので、ここらへんで。。。。

まずは流れや仕組みだけでも理解しておいてもらって、次回練習に向いているビートキープしやすい曲の特徴や練習のポイント、裏技も教えちゃいます!

 

ではまた!

 

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